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今回使った染料は「Ｒｉｔ」という製品です。
これは「ユザワヤ」で購入したんですが、東急ハンズでも売られています。
１箱￥４００で「１箱でＴシャツが４枚染められる」とのことです。
他に染料というと「ダイロン」が有名かな？
でも、これを選んだ理由は染色可能な素材として主な化繊も含まれていたことです。
また、青系を３色選んでいるのは、”混ぜてみて思っている色合いが出せるかどうか”というのを確かめてみたかったからです。
左上：＃３０［ネイビーブルー］、左下：＃４６［ペリウィンクルブルー］、右下：＃２９［ロイヤルブルー］
（ちなみに”periwinkle”は「ツルニチソウ」、「タマビキガイ」の意味でもあり、”明るい青紫色”のことをいいます。）
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「Ｒｉｔ」は顆粒状になっていて、粉末状のものよりも飛散しにくくなっています。
また、より定着を良くするためには”食塩”を使うようにとの記述があります。
基本は「高温煮沸染色」なのだそうですが、低温でも染める時間を長くすることで同じ風合いを得られるとあります。
目安は…
Ｔシャツ１枚（約１２５ｇ）に対して、染料：１／４箱（約８ｇ）、お湯：約３リットル（７０℃以上）を使います。
なお、促進剤として用いる食塩は布と同量位まで使えるとのことです。（ん〜、１００ｇも使う…のかぁ。(^-^;）
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今回使ったウィッグです。
これも「ユザワヤ」で購入しました。
材質は”レーヨン”とあります。
今回はこのウィッグを１／８に切り分けて使いました。
ボークスで売られているＳＤ用のウィッグと比べると…
髪質はこちらの方がとても柔らかく、１本１本が細いです。
また、どのくらい髪質が違うのかとか、試しに買ってみたということで。
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今回は２通りの以下の条件で染めてみました。
【パターン１】
単色染め
色：＃４６：２ｇ（塩：０．５ｇ）
お湯は４０℃で１５分
【パターン２】
２色混合染め
色：＃４６：１ｇ、＃２９：１ｇ（塩：０．５ｇ）
お湯は４０℃で１５分
染料の量は素材の重さと対比させて決めようかと思ったんですが…
今回のウィッグの量からすると、染料は１ｇ以下になっちゃうんで、それよりもお湯の量を考慮し、
その”濃度”に気を付けるようにしました。
染料はまず少量のお湯に溶く必要があり、それを適温のお湯で薄めて適切な量にします。
今回は全体の湯量を３００ミリリットルとしてみました。
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上記の条件で染めた結果がこちらです。
右側が＃４６単色で染めた場合（【パターン１】）で、左側が＃２９・＃４６の２色を混合して染めた場合（【パターン２】）です。
画像では本当に微妙なんですが、左側の方が青味が強くなっていますね。
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この画像は”束ねていた部分に色が入ってなかった”というものです。(^^;
ちょっとずらしてみた所、束ねていた部分はほとんど染まっていません。
この方法だと、”三つ編み”タイプ等、結ってあるウィッグにはうまく染められなさそうです。
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まとめ
日記の方には書いたのですが、改めて要点を挙げると…
・濃く染めるには
「染料の分量を多めに」、「染色時の温度は高めに」、「染色時間は長めに」
高温煮沸染色が標準的な染色方法ですから、これはまぁ当然でしょうね。
・染める時は”ストレート”タイプのウィッグを使うこと。
”カール”タイプでも高温煮沸染色をすると大丈夫なのかもしれませんが、
編んであったりすると、染色液が染み込みにくい状況になるわけですから、
染めムラが出来やすいのではないかと思います。
今回の結果をふまえ、次回は１つめの要点のように変化をさせるとどうなるのか、というのと、
今回染めた物を使って２回染めはどの位の効果があるのか、という２つのテーマで実験してみたいと思います。
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