今回も使った染料は「Ｒｉｔ」という製品です。
他に染料というと「ダイロン」、そして「みやこ」という製品が有名なようですね
今後はこれらの他の製品の試用レポートもやってみたいと思ってます。
でも、その前にこの「Ｒｉｔ」をいろいろと試してみたいと思います。
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今回新たに買って来た染料です。
左上：＃１２［フクシア（赤紫）］、左下：＃１３［パープル］、右下：＃３３［オーバージーン］
（ちなみに、”fuchsia”は植物の名前、”aubergine”は「ナス」の意です。）
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今回も使ったウィッグは前回と同じです。
染色は４通りの以下の条件で染めてみました。
【パターン１】
単色染め
色：＃２９：２ｇ（塩：０．５ｇ）
お湯は４０℃で１５分
【パターン２】
単色染め
色：＃３０：２ｇ（塩：０．５ｇ）
お湯は４０℃で１５分
【パターン３】
２色混合染め
色：＃３０：１ｇ、＃４６：１ｇ（塩：０．５ｇ）
お湯は４０℃で１５分
【パターン４】
２色混合染め
色：＃４６：１ｇ、＃３３：１ｇ（塩：０．５ｇ）
お湯は４０℃で１５分
全体の湯量は前回の３００ミリリットルと同じです。
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こちらは単色染めのパターン１・２の結果です。
＃２９は綺麗な青色に染まります。
もう一方の＃３０濃い紺色に染まりました。
自分のいま染めたいイメージに近い色はどちらかというと＃３０の方ですね。
ボークスで売られているＳＤ用のウィッグの色番号４３番と比べると、こちらの方がやや赤味があるといった感じです。
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こちらは２色染めのパターン３・４の結果です。
パターン３の＃３０・＃４６の混色は見た目ではほとんど＃３０単色と見分けが付きません。
＃３０の色の方が強すぎるようです。
逆にこの色をベースにした場合、混ぜ合わせの比率をかなり偏らせられるという事になるかと思います。
パターン４の方は＃３３の色の影響が強く出てるみたいです。
今回、単色で＃３３を染めてないので比較対照がないのですが…
それでも、これはこれでとても鮮やかな紫色に染まっていると思います。
ただ、これでウィッグを染めた場合は…、かなり印象が変わってしまうのではないでしょうか？(^_^;
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まとめ
今回、画像にはほとんど現れていないのですが１つ問題点がありました。
それは、今回の作業中に”かく拌”をほとんどしなかった為、微妙な染めムラが出来ていることです。
特に混色をした場合、混ぜた元の色が微妙にムラになって現れている部分があるのが確認できました。
やっぱり、綺麗に均一に染める時には、”かく拌”という作業は必要不可欠なようです。
逆に、”微妙に色合いが変わる”ような、不思議な色調を演出したい場合には、あえて”かく拌”しない、という手もありますね。(^_^;
・均一に染めるには
「染色中のかく拌作業はしっかり行う」
今回の作業で”染める”面白さに改めて目覚めてしまったようです。（ぐふふ）
染料を混ぜて染めた時の微妙なニュアンスをもっと試してみたいですね。
でも、今回の作業で、ひとまずボークス製のウィッグを実際に染めてみる”色”を見つけたので、
次回はウィッグの染色の実践を行いたいと思います。
また、染色を行うにあたっては、”高温煮沸染色”についてとても参考になるサイトがありましたので、
こちらでのデータを参考にさせていただいて、作業をしてみたいと思っています。
参考サイト → 「やすかわＳＤ研究所」内”ウィッグを染色する”
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