★CHAPTER 1 「テクノドライブ」 とは? |
ナムコ”人類全能者育成プロジェクト(Almighty Human Project)”が以 前に開発し、世に送り出した全能者開発の為の驚異のマシン、「GYNO TAI(技・脳・体)」であったが、そのマシンをもってしても防げなかっ た未曾有の事態が近未来に起こっていた。 時は2305年、のちに”交通戦争”と呼ばれる、交通量の劇的な増加と、車 両運転技術の著しい低下により引き起こされた交通事故の発生件数の異常 な増加と、それに伴う物流システムの崩壊が起こる。 この社会危機を打開しようと、道路交通法を始めとする各種法律の罰則規 定の強化を計り、人民の意識改革に乗り出したのだが、それだけでは1度 失われた技術は2度と取り戻す事は出来なかった。 この事態を憂慮した国家首脳陣は、過去における”人類全能者育成プロジェ クト(Almighty Human Project)”にならい、運転技術向上の為の驚異の 技術力測定マシン、「TEHCNODRIVE」を開発し、我々20世紀 の人類に対して、将来失われて行くであろう人類の車両運転技術を遺伝子 レベルで向上させ、未来の危機を打開しようと試みたのである。 このマシンは”手技(Handling technique)、足技(Footwork technique)、 実技(Practical technique)”の3つのジャンルの運転技術レベルを測定 し、評価をするマシンである。 3つのジャンル全てにおいて、技術レベルが一定水準を満たしている場合 には”テクノドライバー”と認定されるが、1つでも満たない場合にはテ クノドライバーとなる為に必要な訓練が指示される。 測定方法は簡単。 前面のモニターに表示されている自車を手元にあるハンドルを足元にある アクセルとブレーキ用いて操作して行くだけである。 この「TECHNODRIVE」で技術を測定し、繰り返し鍛練すること により、筐体正面から発せられる音響を、耳を始めとする身体全体で感受 することにより遺伝子レベルでの運転技術の向上が計られるのである。 評価はA〜Eの基本レベルに、更に各レベル”+”、”なし”、”−”の 3段階の修正値を加えた15段階のレベルで表示される。 貴方もテクノドライバーとなるべく、このマシンで日々の鍛練を怠らずに 実行し、近未来の交通戦争を生き抜くため、そして未来の子供たちの為に (未来のナムコの為にも)貢献する事を期待する。 なお、今回のマシンは子供向けには造られていないので、同社製品「ポケッ トレーサー」も活用して将来有望な人材を育成していただきたい。 ※なお、以上の文章は「テクノドライブ」の設定の一部を 私個人なりに解釈しアレンジしたのもであります。 設定の原文については、貴方自身の手でお確かめ下さい。 |
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